いざ「おうち英語を始めよう!」と思ってネット上にたくさんの情報が落ちていますよね。
情報が多すぎて何が何だか分からない…
となってしまうのは必然。私も同じでした。
そこでまずはじめにおうち英語本を読むことをおすすめしたいです。
本で情報を得るメリット
- 信頼性=情報元がしっかりしている
- 情報がまとまっているので知りたいときにすぐアクセスできる
逆に気をつけなければならないのは情報が古い場合があることです。
個人的には、概要や基本的な軸は本、最新情報・レビューなどはブログやSNSで得ていくのが効率が良いのではないかなと思います
この記事では、私が参考にしているおうち英語本を3冊紹介します。
おうち英語本①おうち英語の環境作りに役立つ本
この本は私のバイブル的存在で「おうち英語の環境作りに役立つ本」です。
科学的根拠、ご自身の経験、具体的に取り組むべきことがまとまっているので最初の一冊にピッタリ。
著者はバイリンガルの姉弟2人を育てた元イエール大学助教授。
この本で特に参考になったポイント
- 「正しい」より「楽しい」と感じさせるおうちでの環境作りが大事!
- おうち英語での親の役割は子どものモチベーション維持である
この本には年齢別ロードマップがあり、どの時期に何をすればいいか分かりやすかったです。
外国語をマスターするには継続が不可欠!つまり、子どものモチベーションの維持が大事となります。
親の役割は2つあります。
- いかに動機づけを工夫するか?興味を持てるコンテンツを使ったインプットができるか?
- 子供の学友になれるか?子供は親の学ぶ姿勢を観ている。また、一緒に学ぶ人がいたほうが語学習得は成功しやすい
反対に親の一言で消えたやる気はなかなか戻らないとのこと。注意したいですね
××歳からでは手遅れ?
これはあくまでも仮設なので焦ることはない、とのことでした。
いわゆる臨界期(一定の時期をすぎると言語が習得しづらくなる)はもともと母語の習得に関して提唱された仮設です。
焦ることはないが、一方で成長すればするほど英語環境作りが難しくなり手を出しにくくなるのが現実(部活や他の勉強など)ですよね。
そのため、個人的にはコントロールしやすい赤ちゃんの頃から英語が当たり前の環境にしてあげたほうが楽かなと考えています。
また、英語習い始めにぴったりな幼児向けYou Tube動画は小中学生にはちょっと退屈に感じてしまうかもしれません。かといってネイティブの小中学生レベルのアニメは初心者には理解できない…という問題も。
この場合、別途教材などを探す必要がでてきそうですよね。
おうち英語本②英語を英語で読む力を身につける!
私が「英語本の多読を始めたきっかけになった本」です。
おうち英語を実践している人にとっては「ドキッ」とするようなタイトルですよね。
この本で参考になったポイント
- 英語力を維持している子はみんな「読書好き」であること
- 「文字」は「自分で音にできるもの」だけ頭に入る、そして記憶に残るということ
幼少期英語を話していたとしても日本に買えると忘れてしまった…という話はよく聞きますよね。
「子ども英語」で終わるか、「本物の英語」になるか?その違いとはズバリ読書の量!
言語は、「聞く話す」だけだと忘れてしまう。だから「読み書き」を追加して忘れにくくさせる。
ただし、最初はやはり音声第一です。特に幼児の場合はまずは聞く力をつけることが最初のミッションです。
聞くことで読む力がつく。読むことで言語力が身につく。この流れが大事。
また、多読への第一ステップとしてフォニックスについても書かれていました。
「文字」は「自分で音にできるもの」だけ頭に入る、そして記憶に残ります。
音に出して読める状態を作る。そのためには、まずはフォニックスをマスターしよう!
この言葉に自分の英語学習を振り返ってハッとしました。
そして私も娘と一緒にフォニックス勉強しようと思いました笑
「英語の文字を読める」ことが楽しくなってさらに本を読みたくなる状態を作り、
最終目標としては英語を維持するために英語を英語で読む力をつけること。
この本は小学生がゼロからはじめるというテーマのため幼児の我が家はまだ早い内容もありましたが、将来の具体例が見えたのが良かったです。
身に付けるための具体的な本の紹介などもあり勉強になりました。
特にピクチャーディクショナリーやORT(Oxford Reading Tree)を知れたことは私にとって貴重な情報でした。
言語を身につけるのは長期戦。ゆるくながくがんばりましょう。
おうち英語本③効果的な読み聞かせ法
「読み聞かせの実践法を教えてくれる本」です。
②の本で、読書好きさせること、読み聞かせが大事ということが分かりました。ではどうやって読み聞かせをすればいいのか?という疑問に答えてくれるのがこちらの本です。
こちらは著者がお母さんとして実践してきたこと、悩んだことなどの実体験を知ることができます。
子どもとの関わり方など具体的な部分がリアルで参考になりました。
この本で参考になったポイント
- 読み聞かせは対話型で、主人公は子ども
- 本で得た知識と体験を実際の生活の中でリンクさせる(ホンモノを見るなど)
読解力は「その人が何を言いたいのか?」本質を捉える力、思考力が身につきます。
読解力を鍛えるには、対話型読み聞かせ。
本を読みながら成約のない話を子供の興味に沿って会話する「あなたはどう思う?」と問いかけることが大事といいます。
注意するポイントとしては、読み聞かせの主人公は子どもであるということ。間違っていても否定はせずいったん肯定しておきます。
また、ストーリーと子供の現実に接点を見つけることも子どもの好奇心を活性化させる重要なポイント。
「これなんだろう?」という疑問は学びのチャンス!そこから掘り下げて実体験として一緒に学ぶことで知識を身につけます。
最終的に「世の中には知らないことがたくさんある。知ることは楽しい!」と思えるように。
本自体が読みやすく「まずはやってみよう」と思わせてくれるような内容でした。
日本人発音で読み聞かせでも大丈夫?
英語本を読み聞かせする場合、ネイティブではなく親の日本人発音でもいいのか?という疑問がありますが、度の本でも読み聞かせの発音は下手でも大丈夫という意見が多いです。
ネイティブの動画などを併用すれば変な英語は残らないとのことでした。
それでも気になる…という方は音声ペンを使うという手もあります。
音声ペン「カメレオンリーダー」のレビューはこちら>>音声ペン・カメレオンリーダー(chameleon reader)を2週間使ってみたレビュー
まとめ
どの本にも共通していえるのは、言語力・読解力を身につけるには継続が大事ということ。
時には休みながら子どものモチベーションを保ちつつコツコツとやっていきましょう。
各家庭にあった方法で楽しんで読み聞かせしていきましょう!
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