海外へ移住して約4ヶ月が経ちました。これまでおうち英語を実践していた我が家。娘にどのような変化が起きたのか、語学力を中心にレポートとしてまとめたいと思います。
日本では、英語絵本と動画を中心におうち英語を実践。
DWEは中古の絵本のみ所持。
ポピーEnglishはレベル2を所持。
単語を覚えるというよりも英会話をメインにし、娘が気に入ったものだけ毎日繰り返すようにしていました。
中国語は、たまに音声ペンをする程度でほとんどできていませんでした。

娘は4歳の一人っ子です。
海外生活について
7月頃に隔離ホテル生活を経て海外へ引っ越し。夏休みをのんびりと過ごしつつ、9月からローカルの幼稚園の年中クラスに入園しました。
現在は英語と中国語環境で生活しています。まだまだ理解は難しい部分もありますが、同じクラスで仲良しの子ができたようで楽しんでいます。
海外移住直後の娘の反応
入園前に幼稚園の先生とのインタビューがありました。先生は英語で話しかけてくれて簡単な遊びをしたのですが、ほぼ理解できていました。(受け答えは日本語やYes/Noのみでした)
一方で、公園にいる小学生の早口英語はほとんど分かっていないっぽい感じで、「一緒に遊べない」と悲しい思いをしたこともありました。



それでも慣れるために公園にはなるべく行くようにしていました。
移住後に得られた3つの変化
海外移住して約4ヶ月、幼稚園入園して約2ヶ月で変わったことを3つに分けてお話しします。
- 発音が変わった
- ひとりごとが英語になった
- 英語を読めるようになった
変化①:発音が変わった
移住後すぐに変わったのは発音です。
日本にいるときに英単語を話すとカタカナ英語が混じっていることもあったのですが、割と早い段階でネイティブよりの発音へと変わっていきました。



中でも「R」の発音はすごく変わりました。
特に何もせず、自然と変わりました。実際にネイティブ発音が増えると発音も似てくるのかもしれません。
変化②:ひとりごとが英語になった
おうちでのごっこ遊びが日本語→英語になりました。
これは、入国時ホテルでの隔離期間中にごっこ遊び系YouTube動画を見まくったという背景が影響しまくっています。
ただ、これは結果的に大正解でした。なぜなら、ごっこ遊びで使う英語は子供の使う英語が満載。動画で学んだ英語を使って友達と遊べるようになったからです。
おかげで、動画でインプット→おうちのごっこ遊びで練習→幼稚園や公園で友達相手に英会話というサイクルができました。
英語のごっこ遊び系動画はこちらがおすすめ!
Gabby’s Dollhouse
Netflixの番組「Gabby’s Dollhouse」のYouTube公式チャンネルです。
こちらの動画は実際に指でキャラクターを動かしてお人形遊びをしています。そのまんまマネできて良いですね。
別の動画にはクラフト・工作動画もあるので、作るのが好きなお子さんにもぴったり。
Super Simple Play
Super Simple Songs の姉妹チャンネル。
Caitieお姉さんと一緒にPretend Play(ごっこ遊び)を楽しめる動画です。
こちらの動画は、お医者さんごっこが好きな子にぴったり。
変化③:英語を読めるようになった
次に感じたのはリーディングの変化です。
ちょうど、フォニックスのDVDを何回か見てフォニックス読みができるようになったタイミングでした。そこで一緒に買い物に行ったときに、お菓子の商品名をフォニックス読みで読む練習をしました。
「商品名を一発で読めたらお菓子を買う」というゲームをしていたらどんどん読めるようになりました。



街中には、看板や商品のパッケージなどそこら中に英語があるので、ある程度の単語は読めるようになりました。
ちなみに、中国語も同じようなゲーム感覚でインプットを増やしています。
例えば「小心」は「注意してね」という意味で工事現場などそこら中に書いてあるのですが、絵本で「小」をみたときに「小心の小だ!」と嬉しそうに発見していました。



自分で発見したものは忘れにくいですね。
おすすめのフォニックスDVD


フォニックスは断然Leap FrogのDVDをおすすめします。アルファベットごとに個性的なキャラクターがあり、それぞれの読み方がストーリーと重なっているので、覚えやすいです。
※アメリカのDVDなので、リージョンフリーのDVDプレーヤーでないと再生できないかもしれません。
中国語の習得について
中国語については苦戦中です。理由は2つあります。
- 英語でも通じる環境であること
- 4歳から始めるとなると、母国語方式は嫌がられる
現在は、翻訳して理解しながら進めることで、一歩一歩ゆっくり進めています。
具体的にいうと、毎日同じ文章を繰り返すこと。



それだけです…。
覚えてほしい言葉は、日本語で意味を伝えた上で生活の中でひたすら毎日繰り返し伝えることにしています。実際、親が買い物などで使ってる単語や幼稚園で先生が毎日言う朝の挨拶などはすぐに覚えていました。
- ちょっと待ってて
- すみません
- 右左
- お腹すいた/いっぱい
- 数字
このような日常で何度も出てくる会話文を繰り返し伝えています。



数字は覚えるのが早くて、いつの間にか1〜30まで言えるようになりました。
ちなみに、幼稚園入園前に最低限覚えてもらった中国語は以下の3つです。
- 挨拶
- 自分の名前
- トイレに行きたい
周りと言語が違うと単語を覚えるタイミングはたくさんあります。例えば、公園で一緒に遊びたいと思ったときに「一緒に遊ぼう」と言ってみるとか。
日々の絵本や動画からのインプットも大事ですが、自分から話したいと思ったものは忘れないような気がするので、なるべく外に出て機会を増やす意識はしています。



とはいえ本来インドア派の私たちなので、行動力ある人から見たらかなりのんびりペースかもしれません。
余談ですが、これを日本で応用する場合には、外国人コミュニティに親子で参加してしまうのがおすすめです。
【国際交流 地域名】などで検索するとイベントなどが出てきますよ。
幼稚園以外で言語習得
幼稚園以外で語学力をつけるために、意識していることを改めてまとめます。
- インプットは絵本や動画
- アウトプットは公園や買い物
インプットは、日本にいるときと変わらず絵本や動画を使っています。
日本と違うのは、アウトプットできる環境があること。こちらの公園では、中国語でも英語でも通じる子ばかり。最初は中国語で話していた子も、娘が英語を話すとわかるとぱっと切り替えて英語で遊びだします。
一方で、ローカルエリアでの買い物は、ほぼ中国語で話しかけられます。とくにおばちゃんたちは子供が大好きで、いろんな話をされるので、これが意外とインプットに役立っています。(やめてほしいときもありますが)
まとめ
こんな子もいるよという一例として海外移住して、約4ヶ月間の変化をまとめてみました。
あまりない例なので参考にはならないかもしれませんが、記録として今後も残せていけたらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。