娘が4歳半の頃に海外移住して現在6歳になりました。
日本語力は年相応だったのですが、ここ最近日本語を話す中に英単語がちょこちょこ入るようになってきました。
いわゆるルー語ですね。
現状を整理すると以下のような感じです。
英語:リスニング・スピーキングはそこそこできるが読みが難しい(→フォニックス重要)
日本語:ひらがな・カタカナは簡単に読めるが単語が出てこない
英語はフォニックスを入れておかないと読み書きができないので今のうちにやっておきたい。幼稚園の英語クラスでフォニックスをやっているのでそこをサポートすることにしました。
問題なのは日本語の単語が出てこない問題。
周りの移住組にどのような取り組みをしているか聞いてみたところ、みなさんさまざまな努力をされていました。
- こどもチャレンジなどの通信教材
- 現地公文に日本語プリントも頼む
- 日本語家庭教師
- 書道の先生で硬筆を習う
- 日本語プレイグループへの参加
- 日本語YouTubeやテレビ番組を観る
- 日本人学校補習校(小学生)
日本語維持は親の努力の賜物
いろいろな方法を知ったあと、我が家は語彙力を高めるために家でできることとして、まずは音読をすることにしました。
理由は、「日本語は英語に比べて読みやすい」からです。フォニックスなどなく、ひらがな・カタカナが入っていればすぐ読めます。
また、音読は日本の小学校での宿題の定番でもあり学力向上にも効果的ということなので、今からやっておいても損はないなと判断しました。
音読の効果については以下のベネッセさんの記事にまとまっていました。
あと娘の場合、動画=英語になってしまっており、動画で取り入れるのは難しそうなので本から取り入れることにしました。
音読におすすめのアイテム紹介
日本語での音読取り組みを行う上で集めた情報をまとめます。
1.名作おはなしれんしゅうちょう
はじめての音読に最初におすすめしたいのがこちらの学研の名作おはなしれんしゅうちょうです。
「赤ずきんちゃん」や「ブレーメンのおんがくたい」などの名作が音読を始めたばかりの幼児にも読みやすくまとめられているワークブックです。
なかでも秀逸なのが、理解できたかを確認できる質問コーナー。この質問があることで自動的に読解力をチェックできます。
子の音読を聞いていると「読んだだけで本当に理解できてるの?」と疑問に思うことがありますが、この理解度チェック質問があることできちんと確認できます。
「こういう質問をすれば理解度チェックできるのか」と勉強になりました。
2.頭のいい子を育てる 名作おんどく366
こちらは、Amazonの電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedで読めるのでお試しにちょうどよい本です。
個人的には中身があまり面白く感じず続けられませんでした。
3.かがくのお話25シリーズ
国立科学博物館監修のかがくにまつわるお話が25も詰まっている大人気絵本です。
音読用ではないのですが、1つ1つのお話が短いので幼児でも読みやすいかなと思います。
それぞれのトピックについて、絵本部分+図解ページで1セットになっているので、絵本部分は子ども担当、図解部分は親担当で交互に読むと盛り上がりますよ。
うちは恐竜が好きなので以下のきょうりゅうのお話20も音読に使っています。
4. 寝るまえ1分おんどく366日
音読本としてよく目にする本です。ただこちらあまり使っていません。
なぜかというと、分厚くて子が持ってられない&うちには内容が難しすぎた……!古文や俳句などが含まれているので、子どもが内容に興味ないと読んでくれないタイプの子どもには厳しかったです。
内容が簡単なものも出ているので、こちらのほうがうちには合っているのかも。
ただ両方とも、分厚いです。重いです。分厚い本を嫌がる子にはおすすめできません。そして残念なことに電子書籍(Kindle)がないのですよね。Kindleがあればな〜〜。
番外編.公文国語のプリント
公文国語のプリントは細かいレベル別に分かれており、膨大な量があるので毎日思う存分できるのが魅力です。
友人に少しお試しにさせてもらったのですが、日本語に大事な「てにをは」をこれでもかというかというくらいしつこくやっていて「これ毎日やったら身につくだろうな」と素直に思いました。
ただし、公文に入会していないともらえないので番外編にしました。
海外の公文でも日本語のプリントがもらえる教室もあるようなので問い合わせてみているところです。
追記:問い合わせてみました
公文に問い合わせてみたところ、現地で活動している日本人講師の方を教えてくださいました。
これで現地の教室に通えば日本語(国語)ができそうです。
まとめ
とりいそぎまとめでした。音読に関しては長く続けていくので随時更新していきたいです。